A-LINE / 不動産売却ガイド
今の家から次の家へ、一度の引越しで移れたら負担を減らせそうです。ただ、今の家の引渡し日までに新居の鍵を受け取れるか、売却代金をいつ使えるかによって、実現できる段取りは変わります。仮住まいを避けることだけを優先せず、費用と家族の暮らしを合わせて計画しましょう。
編集:株式会社A-LINE
更新:2026年9月24日
日程を決める前の3つの確認
- 今の家を明け渡す日と、次の家へ入居できる日を分けて確認する。
- 売却代金の入金前に、購入代金や手付金を用意できるか調べる。
- 一度の引越しが難しい場合も想定し、仮住まい費用と候補を押さえる。
1.鍵を受け取る日と、住める日は同じとは限らない
次の家の引渡し後に、清掃、設備交換、内装工事が必要な場合があります。電気・ガス・水道や通信の利用開始、集合住宅の搬入時間・エレベーター使用の予約なども確認が必要です。
新築やリフォームを伴う住み替えでは、工事の完了予定と実際の入居日を区別して予定表に記載します。「工事が終わる予定だから引越しを確定する」のではなく、遅れた場合の生活場所と荷物の保管先も考えておきましょう。
今の家についても、荷物を出す日、清掃する日、買主の最終確認、鍵を渡す日を整理します。引渡し条件に残す設備や家具が含まれる場合は、搬出する物と混同しないよう一覧にします。
2.引越し回数を抑えるための選択肢
| 選択肢 | 成り立つために確認すること |
|---|---|
| 次の家を先に確保する | 売却前の購入資金、支出が重なる期間、売却が遅れた場合の負担 |
| 売却の引渡し時期を調整する | 買主の希望や融資日程と合うか。契約前に調整できるか |
| 売却・購入の決済日を近づける | 入出金の順序、金融機関の手続き、登記、実際の荷物の移動 |
| 仮住まいを利用する | 契約期間、初期費用、保管・引越し費用、学校や通勤への影響 |
同日に決済する案でも、売却代金が入ってから購入代金を支払う段取りが成立するか、関係者との事前調整が欠かせません。売買代金の処理と、家財の搬出入を同時に無理なく行えるかも別に考えます。
3.引渡し時期の希望は、契約前に伝える
売却時に「次の家が決まってから引き渡したい」と希望しても、買主側にも入居や融資の予定があります。希望だけを口頭で伝えるのではなく、いつまで調整できるか、何をもって日程を確定するかを相談してください。
決済後に売主が一定期間住み続ける案などを検討する場合は、買主の同意だけでなく、金融機関の条件、鍵の管理、設備の故障、事故や損害、費用負担、退去が遅れた場合の扱いを専門家も含めて確認します。使えることを当然の前提にせず、個別に書面を整える必要があります。
住宅ローンの完済を伴う売却は、抹消書類の受取時期も日程に影響します。オンライン手続きで済むと決めつけず、売却する旨を借入先へ伝え、決済日に必要な手続きを確認しましょう。
4.仮住まいの費用は、家賃以外も見積もる
仮住まいを利用する場合は、家賃のほか、敷金等の初期費用、保証・保険、清掃、駐車場、通信、引越しの追加分、荷物の保管を確認します。短期間なら必ず安く借りられるわけではなく、延長できるかも重要です。
家具付き住宅で大型家具を保管する案と、通常の賃貸へ家財を運ぶ案では、必要な手配が違います。ペット、通勤、子どもの送迎、階段やエレベーターなど、生活条件も確認してください。
候補を探すときは、予定期間だけでなく延長時の料金や退去連絡の条件まで比べます。仮住まいを見送る場合も、予定変更に備えて相談先を一つ把握しておくと動きやすくなります。
5.一枚の予定表に入れたい項目
- 売却・購入それぞれの契約日と決済予定日を記入する。
- 入金と支払いの時期を重ね、立替えが必要な期間を確認する。
- 新居の工事・清掃・ライフライン準備を入れる。
- 搬出、荷物保管、搬入、今の家の明渡しを並べる。
- 予定が遅れた場合の連絡先と仮住まい案を決める。
ご家族の都合だけでなく、双方の相手、金融機関、登記担当者、引越し業者にも日程があることを踏まえ、確定した事項から予約を進めます。
引越し回数と家族の負担を一緒に考えます
一度の引越しにこだわって購入を急ぐより、仮住まいを挟む方が落ち着いて選べる場合もあります。希望する学校・通勤・介護などの条件も伺い、緑区・東浦和での住み替えに合う日程をA-LINEと整理しましょう。

















