私が埼玉中央青年会議所で学んだこと| | 【仲介手数料無料】さいたま市緑区・東浦和の不動産情報ならA-LINE(エーライン)
私が埼玉中央青年会議所で学んだこと
皆様、こんにちは。
今日は私が所属している団体についてブログに綴らせていただきます。
私は今から6年前、公益社団法人埼玉中央青年会議所(以下、JC)に入会しました。当時の私は、仕事に追われる日々の中で、地域や社会に対して何かしらの貢献をしたいと漠然と考えてはいたものの、「自分に何ができるのか」「本当に意味があるのか」といった迷いを抱えていました。そんな中でJCとの出会いは、私に大きな刺激と学びを与えてくれました。
「まちづくり」は「ひとづくり」から始まる
JCで最初に学んだのは、「まちを変えるには、まず自分自身が変わらなければならない」という厳しくも本質的な教えでした。私たちJCは、「明るい豊かな社会の実現」を理念とし、地域の課題解決や青少年育成、行政との連携など、さまざまな分野で事業を展開しています。しかし、それを支えているのは、紛れもない「一人ひとりの会員の意識と行動力」です。
入会当初は、「自分にはそんな大きなことはできない」と感じていた私も、先輩方の背中に触れ、仲間たちと議論を重ね、事業をつくり上げていく中で、少しずつ考えが変わっていきました。地域の課題に対して真剣に向き合い、「自分たちが動けば、まちは変わる」という実感を得ることができたのです。
「仲間」との出会いが人生を変える
JCの最大の魅力は「仲間」にあります。年齢や業種、立場は異なっても、同じ地域に住み、同じ目的を持つ者同士が、本音で語り合い、共に汗を流す。この環境は、他にはなかなか得られないものです。
私はこれまで、委員会活動や理事としての運営、対外的な交流事業を通じて、数多くの仲間と出会ってきました。時には意見の対立もありましたが、そのたびに「何のためにこの活動をしているのか」という原点に立ち返り、乗り越えてきました。JCで築いた信頼関係は、ビジネスの枠を超えた、人生の財産となっています。
「行動の先」にしか成長はない
JCでは、委員会事業の企画立案から、協賛の獲得、行政や教育機関との交渉、当日の運営まで、すべてを自分たちの手で行います。これまで経験したことのない領域に足を踏み入れることも多く、不安やプレッシャーを感じることもありました。しかし、そこで感じたのは、「行動してみなければ、何も変わらない」「挑戦しなければ、何も得られない」という現実です。
失敗もありました。思い通りにいかないこともありました。しかしそのたびに、仲間と振り返り、学び、次へとつなげる。PDCAを愚直に回し続けるこの文化が、私自身の仕事にも大きく活きています。自ら主体的に動くことで、自己肯定感も高まりました。
「地域と向き合う」ことで見えるもの
埼玉中央青年会議所は、さいたま市、上尾市、伊奈町を拠点とし、行政、教育機関、企業、各種団体と連携しながら地域課題に取り組んでいます。私自身、まちづくり事業や主権者教育、災害対応シミュレーションなどに携わる中で、これまで見えていなかった地域の姿が見えるようになりました。
例えば、若年層の政治的無関心、孤独を感じる高齢者、子どもの居場所の不足、地域コミュニティの希薄化――。それぞれの課題の背後には、歴史的背景や行政制度の課題、市民の意識の問題が複雑に絡み合っています。その中で、私たちが果たすべき役割は何か。誰に声を届け、どう行動すべきか。JCの現場での学びは、机上の空論ではない「生きた地域社会の課題」との対話です。
「未来を創る責任」と向き合う
JCには年齢制限があり、40歳で卒業を迎えます。この期限があるからこそ、一日一日を真剣に向き合う必要があります。自分が在籍する限られた時間の中で、どれだけ地域に種を蒔けるか。どれだけ後輩にバトンを渡せるか。そうした意識を持つことが、リーダーシップの本質を学ぶ機会にもなりました。
そして、自分たちの活動が、次世代の子どもたちにどう影響を与えるかを考えるようにもなりました。「自分たちが今つくっているこの社会が、10年後、20年後、どのようなかたちで実を結ぶのか」。その責任を自覚するようになったことは、JCで学んだ最も大きな成果の一つです。
結びにかえて
私は、埼玉中央青年会議所での経験を通じて、「地域に生きるとはどういうことか」「本当のリーダーとは何か」「行動することの尊さ」「仲間の力」「未来への責任」といった、生涯にわたる学びを得ることができました。
これは単なる青年活動ではなく、「人として、どう生きるか」を問われる道のりです。これからも私は、JCで得た学びと誇りを胸に、地域社会の一員として、そして一人の大人として、責任ある行動を積み重ねていきたいと思っています。
ページ作成日 2025-04-15
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