こんにちは、さいたま市緑区東浦和の不動産会社A-LINE(エーライン)です!
暑くなるこれからの季節、とくに気をつけたいのが「脱水症状」です。脱水は、体の中の水分と塩分(電解質)が不足した状態で、放っておくと熱中症や意識障害、命の危険にもつながることがあります。
高齢の方や小さなお子さまは、特に自覚しにくいため周囲の気づきと予防が大切です。今回は、脱水症状の原因・サイン・対策についてわかりやすくお伝えします。
■ 脱水症状とは?
人間の体は約60%が水分で構成されています。体内の水分が2%減ると「軽度の脱水」、10%を超えると「命に関わるレベル」の脱水と言われます。
主な原因
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大量の汗
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下痢・嘔吐
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高熱
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水分補給の不足
水分だけでなく、塩分やミネラルも一緒に失われるため、ただの「水」だけで補うと逆にバランスを崩すこともあります。
■ 脱水症状のサイン(初期〜重度)
脱水は、以下のようなサインとして現れます。
軽度〜中等度
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口の中が乾く
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頭がぼーっとする
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尿の色が濃く、量が少ない
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倦怠感・めまい・立ちくらみ
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食欲が出ない
重度(要注意)
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意識がもうろうとする
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筋肉がつる、けいれんが起きる
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呼吸が浅く早くなる
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脈が速くなる
これらの症状がある場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、適切な水分・塩分補給を行いましょう。
■ 年齢別の注意ポイント
● 高齢者
加齢とともに喉の渇きを感じにくくなるため、自分では脱水に気づきにくいのが特徴です。
→ 定期的に声かけして、水分を少しずつ補給することが大切です。
● 子ども
体が小さく、代謝が高いため汗での水分喪失が早いです。下痢や発熱時は特に注意。
→ 飲みやすい味の経口補水液や、冷たいスープなども効果的です。
■ 脱水を防ぐ5つの習慣
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喉が渇く前に飲む
一度にたくさん飲まず、こまめに少しずつがポイント。 -
水分+塩分の両方を補う
汗をかいたときは、水だけでなく塩分(ナトリウム)も補給。 -
起床時・入浴前後・就寝前に一杯の水を
無意識に水分が失われやすいタイミングを意識する。 -
飲み物の種類に注意
コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲料は利尿作用があり、脱水を促すことも。麦茶や経口補水液が理想的。 -
食事でも水分を摂る
スープ・果物・ゼリーなどは水分と栄養の両方を補えるのでおすすめ。
■ 経口補水液のすすめ
脱水時は、ただの水ではなく**「経口補水液」**が非常に効果的です。
市販のものでもよいですが、自宅でも簡単に作れます。
簡易レシピ(500ml分)
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水:500ml
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塩:1.5g(小さじ1/4)
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砂糖:20g(大さじ2強)
※冷蔵庫で保存し、半日以内に使い切るようにしましょう。
■ まとめ:脱水は“気づかないうちに進行する”
脱水症状は、真夏でなくても発症します。エアコンの効いた室内でも、汗はかいています。とくに高齢者や子ども、外で働く方、スポーツをする方はリスクが高いため、日頃からの習慣が予防のカギです。
早めの気づきとこまめな補給で、体調を守っていきましょう。
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