不動産価格暴落の周期と事例から学ぶ、購入・売却タイミングの見極め方| | 【仲介手数料無料】さいたま市緑区・東浦和の不動産情報ならA-LINE(エーライン)
不動産価格暴落の周期と事例から学ぶ、購入・売却タイミングの見極め方
こんにちは、さいたま市緑区東浦和の不動産会社A-LINE(エーライン)です!
不動産価格には「上昇」と「暴落」を繰り返す“波”があることをご存じでしょうか?
経済の流れや政策金利、人口動態など、様々な要因が影響しながら周期的に動いています。
今回は、過去の事例をもとに「不動産価格暴落の周期」についてわかりやすく解説し、今後の動きをどう見極めるべきかを考えてみましょう。
■ 不動産価格の「波」は約10年~15年周期
不動産市場では、概ね10年~15年単位で大きな調整(=価格の下落)が発生しています。これは「土地神話」や「資産インフレ」といった思惑の過熱後に、必ず“調整”が起きるためです。
この周期を知ることは、購入・売却の判断において非常に有効です。
■ 代表的な3つの暴落事例
① バブル崩壊(1991年~)
背景:1980年代後半の金融緩和・地価高騰の過熱
結果:土地価格が全国的に約40~70%下落。特に都心部は打撃大。
回復までの期間:約15年(都内中心部は2005年頃から回復傾向)
→ 「不動産は絶対下がらない」という神話が崩れた歴史的な局面です。
② リーマンショック(2008年)
背景:アメリカの金融危機が世界経済に波及
結果:日本でもマンション・土地価格が一時的に10~20%下落
回復までの期間:3~5年
→ この時期は、資金余力のない不動産投資家が多数撤退し、流動性の低下も一因となりました。
③ コロナショック(2020年)→下落は限定的
背景:新型コロナによる世界的な経済停滞
結果:一部の商業地・賃貸物件で価格調整。ただし住宅市場はむしろ上昇傾向へ。
理由:低金利政策とテレワーク普及による郊外住宅ニーズの高まり
→ 今回は「暴落」ではなく、地域格差が顕著になった点が特徴です。
■ 価格暴落が起きやすいサインとは?
以下の要素が重なったとき、不動産価格の下落が起きやすくなります。
指標 | 内容 |
---|---|
金利の上昇 | ローン支払い負担増で購入需要減少 |
供給過剰 | 新築マンションの大量供給が長期間続く |
投資バブル | 実需より投資目的の取引が増える |
実体経済の悪化 | 失業率増加・所得低下・企業倒産の増加 |
政策の転換 | 金融緩和から引き締めへ、税制優遇の終了など |
■ 今後の注目ポイント(2025年以降)
現在は長期的な金融緩和によって価格が高止まりしていますが、2025年~2030年頃に向けては金利上昇・人口減少・住宅需要の変化により、局地的な価格調整の可能性も。
特に「地方・郊外の空き家増加」と「住宅ローン金利の動向」には注意が必要です。
■ 賢い不動産の売買タイミングとは?
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購入希望者へ:将来を見据えた購入であれば「金利」「物件価値」「生活の質」を重視。焦らず「価格調整のタイミング」を待つのも賢明です。
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売却希望者へ:価格が高止まりしている今はチャンスです。「いつか下がるかも」と思っているうちに逃す可能性も。早めのご相談でリスク回避を。
■ まとめ
不動産価格は「上がれば下がる」「下がれば上がる」サイクルを繰り返しています。
過去の暴落事例を学ぶことで、今後の選択を冷静に見極めることが可能です。
A-LINEでは、購入・売却の最適なタイミングを一緒に考え、将来に安心できるご提案を行っております。
不動産に関するご相談は東浦和駅徒歩1分、年中無休のA-LINEまでご相談ください。
ページ作成日 2025-01-26
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