こんにちは、さいたま市緑区東浦和の不動産会社A-LINE(エーライン)です!
「医療費の還付金があります」
「税務署です。手続きがまだ済んでいません」
「ATMで手続きをすれば、すぐにお金が戻ってきますよ」
このような電話やメールを受け取ったことはありませんか?
それ、“還付金詐欺”かもしれません。
特に高齢者を狙ったこの手口は年々巧妙化しており、埼玉県内でも被害報告が後を絶ちません。今回は、還付金詐欺の手口、実例、そして被害を防ぐための具体的な対策を、わかりやすくご紹介します。
1. 還付金詐欺とは?
還付金詐欺(かんぷきんさぎ)とは、国税庁や市区町村の職員などを装い「医療費・保険料・税金の過払い分を返金します」と騙し、ATMに誘導してお金を振り込ませる詐欺です。
被害者自身は“お金を受け取る手続きをしている”つもりで、実際には犯人の口座にお金を振り込んでしまっているのです。
2. 詐欺師の“手口”と流れ
還付金詐欺は、以下のような流れで進行します:
① 電話がかかってくる(市役所や年金事務所、税務署を装う)
「〇〇さん、医療費の還付金があります。まだ手続きが完了していません」
② ATMへ誘導する
「銀行のATMから手続きできます。操作方法をお伝えします」
③ ATMで送金させる
「“振込”ではなく“還付処理”です」と言いながら、実は送金を操作させる
④ お金が奪われる
被害者は還付を受けるつもりで、犯人の口座にお金を振り込んでしまう
3. 埼玉県内で実際に起きた事例
● さいたま市在住・60代女性のケース
自宅の固定電話に「市役所の保険課」を名乗る人物から電話があり、「過去5年分の医療費の一部が返金されます」と言われたそうです。
「今日中に手続きをしないと期限が切れる」と急かされ、言われるがままATMへ。画面の指示通りに操作した結果、15万円を振り込んでしまったという被害が報告されています。
4. なぜ騙されてしまうのか?心理的な罠
詐欺師たちは、人の“感情”を操るプロです。還付金詐欺では次のような心理を突いてきます:
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「もらえるお金があるなら、もったいないから受け取りたい」
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「役所からの連絡だから信用できる」
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「急がないと損をする」という焦り
特に高齢者の方は、“役所”や“税務署”という単語に安心してしまう傾向があり、詐欺師はそこを狙っています。
5. 覚えておきたい!正しい手続きの常識
還付金に関して、以下の点を押さえておきましょう:
正しい手続きの特徴 | 還付金詐欺の特徴 |
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通知は文書(封書)で届く | 突然の電話で連絡が来る |
口座情報は事前に申請 | ATMで入力させる |
自分で手続きする書類がある | 電話で全て誘導される |
期限にゆとりがある | 「今すぐ手続きしないと」と急かす |
※役所や税務署の職員が、電話でATMの操作を求めることは絶対にありません。
6. 詐欺を見抜くチェックポイント5つ
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「電話で還付金の話が来た」→ 詐欺の可能性大
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「ATMに行くように言われた」→ その時点で詐欺
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「今日中に手続きが必要」→ 急がせるのは詐欺の手口
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「こちらで全て手続き代行します」→ 個人情報狙いの恐れ
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「誰にも言わずに手続きを」→ 詐欺師がよく使う言葉
7. ご家族でできる防止策
◎ 留守番電話の設定を活用
知らない番号は録音して確認。出ないことで被害を防げます。
◎ 定期的な「声かけ」と情報共有
「還付金の電話が来たら詐欺だよ」と日頃から伝えておきましょう。
◎ 詐欺の事例を一緒に読む
新聞や行政広報で紹介される実例を家族で共有することも効果的です。
8. A-LINEができるお手伝い
私たちA-LINEは、東浦和に根差した不動産会社として、住まいや暮らしに関するご相談はもちろん、高齢者の皆様が安心して暮らせる地域づくりにも貢献してまいります。
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防犯性を高めるリフォームのご提案
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留守番電話や見守りカメラの設置相談
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空き家や一人暮らし住宅の適切な管理とアドバイス
「お金のことで不安な電話が来た」
「この手紙は本当に市役所から?」
そんな時も、遠慮なくご相談ください。
まとめ
還付金詐欺は、信頼を装い、心理を操り、ATMでお金を奪う極めて悪質な犯罪です。
一人で悩まず、家族や信頼できる人、地域の専門家に相談することが被害を防ぐ第一歩です。
A-LINEは、“住まいの一生に寄り添い、人の悩みに向き合う”会社として、詐欺に負けない地域社会の一員として、これからも情報発信を続けてまいります。
不動産に関するご相談は東浦和駅徒歩1分、年中無休のA-LINEまでご相談ください。
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