不動産購入を検討される方の中には、「アスベスト含有」と書かれた物件に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
「健康に悪いんじゃないか?」「リフォームできるの?」「価値が下がるのでは?」
その疑問、不安、まさに“売る側がきちんと説明すべき領域”です。
今回は、“日本一親切な不動産会社”を目指すA-LINEが、アスベスト含有物件との正しい付き合い方、後悔しない選び方の本質をお伝えします。
私たちA-LINEは「お客様の人生において最善の助言者であること」
「商品を売るのではなく、最善の判断を手助けすること」
という理念に基づいて日々活動させていただいております。
その1:お客様の利益を最優先に
A-LINEの基本姿勢は、「アスベストがあるからやめましょう」でも、「問題ないから買いましょう」でもありません。
お客様の状況に応じて、“正しく判断できる状態”を整えるのが、私たちの使命です。
例えば──
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子育て世帯が中古住宅を購入する場合
→ 今後のリフォームや建替え時にアスベスト除去費用がかかること、飛散リスクがないならすぐに危険はないことを丁寧に説明。 -
投資用として検討している方の場合
→ 将来売却時に「アスベストあり」がデメリットになる可能性を提示し、保有期間や出口戦略の考え方を共有。 -
予算内で理想の立地を手に入れたい方の場合
→ 他の物件と比べて価格が抑えられていることが多いため、「正しく管理・活用すれば選択肢の一つとして成り立つ」ことを説明。
どんな場合でも、お客様の将来とライフスタイルに合った助言を最優先としています。
その2:教育を通じて信頼を築く
アスベストについての不安の多くは「よく分からない」ことから来ています。
だからこそ、A-LINEでは専門用語をかみ砕き、誰にでも分かるように説明します。
▼ アスベストの基礎知識(かんたん解説)
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アスベスト(石綿)とは?
建材として広く使われた繊維状の鉱物。断熱性・耐火性に優れているが、吸入すると健康被害(肺がん・中皮腫)のおそれがある。 -
いつ頃の建物に使われている?
1980年代以前に建てられた建物に多く使用。2006年以降は全面禁止。 -
現在のリスクは?
【破損していない限り飛散の危険は低い】ため、居住すること自体が直ちに健康被害につながるわけではない。 -
将来のリスクは?
リフォームや解体時に除去工事が必要。数十万~百万円以上の費用が発生する可能性があるため要注意。
その3:「売らない勇気」で信頼を得る
A-LINEでは、物件案内の中で「やめたほうが良いかもしれません」と率直に伝えることがあります。
それは、「今買えば会社の売上になる」ではなく、“お客様の人生がどうなるか”を軸に判断するからです。
実際にあったケースでは──
アスベストがあることを気にされていた高齢のご夫婦。最初は価格だけで気に入られていましたが、「将来、娘さんが相続してリフォームする可能性」を考慮し、別の物件をご提案。
「最初に止めてくれたのが信頼できた」と、その後ご親族もご紹介いただきました。
これが、“売らずに売る”というA-LINEの営業哲学です。
■ 将来を見越して、「今」できる対策を
A-LINEでは、アスベスト物件に関しても、以下のようなサポートを行っています。
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専門業者による調査・報告書取得サポート
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アスベスト除去費用の見積もり代行
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住宅ローン審査やリフォームの可否を金融機関と連携して確認
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将来売却時に不利にならないための「資産整理」設計サポート
つまり、「ただ売る」のではなく、買った後のリスクと可能性を共に考えるパートナーとしての姿勢を貫いています。
■ まとめ|“売る”より“助ける”営業こそ、信頼される
アスベスト物件をめぐる問題は、知識があれば怖くありません。
怖いのは、そのリスクを知らされずに購入してしまうこと、あるいは正しい情報がないまま機会を逃すことです。
だからこそ、A-LINEは「不安を煽る」のではなく、「正しく判断する力」をお客様に持っていただくために、“教育し、寄り添い、断る勇気を持つ”営業をこれからも続けてまいります。
不動産に関するご相談は東浦和駅徒歩1分、年中無休のA-LINEまでご相談ください。
過去ブログはこちらから https://www.a-l-i-n-e.jp/blog/