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【図解】確定測量とは?土地売却で境界トラブルを防ぐために確認すべきこと

【図解】確定測量とは?土地売却で境界トラブルを防ぐために確認すべきこと


土地売却で必要になることがある「確定測量」とは?境界・面積・越境・官民境界・費用・期間・必要書類を図解で整理。さいたま市緑区・東浦和で土地売却を検討中の方へ、A-LINEが査定と測量要否判断をサポートします。

土地を売却するとき、買主様や金融機関から「境界は確定していますか?」「確定測量はできますか?」と聞かれることがあります。

とくに、古い土地・相続した土地・広い土地・分筆予定の土地では、境界や面積が曖昧なままだと、契約直前で条件交渉になったり、引渡しが遅れたりすることがあります。

確定測量は、土地を必ず高くする魔法ではありません。

しかし、買主様に安心して検討してもらうための“説明材料”になります。

この記事では、土地売却でよく聞く「確定測量」について、必要になるケース、流れ、費用・期間の考え方、売却前に確認すべき資料を図解で整理します。


1. 確定測量とは?

確定測量とは、簡単に言えば、隣地や道路との境界を確認し、土地の範囲と面積を説明できる状態に整える作業です。

土地の売買では、買主様は「どこからどこまでが売買対象なのか」「実際の面積はどのくらいか」「越境やトラブルはないか」を気にします。

確定測量を行うことで、次のような情報を整理しやすくなります。

  • 隣地との境界
  • 道路・水路との境界、
  • 実測面積、
  • 境界標の有無、
  • 越境物の有無、
  • 分筆や地積更正の要否、
  • 契約条件に入れるべき内容
確定測量で整理できる3つのこと
確定測量で整理できる3つのこと

なお、法務局は「筆界」について、土地が登記された際にその範囲を区画する線であり、所有者同士の合意だけでは変更できないものと説明しています。境界の問題は、単なる近隣同士の話し合いだけでなく、登記・筆界・所有権の整理が関わることがあるため、専門家を交えて進めることが重要です。


2. 確定測量が必要になりやすい土地

すべての土地で、売却前に必ず確定測量が必要というわけではありません。

ただし、次のような土地は、早めに測量の要否を確認した方が安全です。

10秒チェック
10秒チェック

境界標がない、または見当たらない土地

現地に境界標がない場合、買主様から「本当にこの範囲で間違いないのか」と不安視されやすくなります。

古い塀やブロック、植栽、側溝だけを境界の目印にしている場合も注意が必要です。

古い測量図しかない土地

昔の測量図があっても、座標がない、境界確認書がない、現地の境界標と合っていない、というケースがあります。

「図面があるから大丈夫」と思っていても、買主側や金融機関側から再確認を求められることがあります。

分筆して売りたい土地

広い土地を2区画に分けて売る、隣地へ一部売る、事業者向けに区画割りを考える、といった場合は、分筆登記や地積測量図の作成が関わる可能性があります。

法務省も、分筆登記や地積更正登記には土地を測量し、地積測量図など法務局へ提出する資料作成が必要になると案内しています。

道路・水路に接している土地

前面道路や水路との境界、いわゆる官民境界の確認が必要になることがあります。さいたま市でも、市が管理する道路・水路と民有地との境界が確定している場合、証明書の発行が可能であることを案内しています。

越境がありそうな土地

塀、雨どい、カーポート、樹木、ブロック、排水管などが隣地や道路へ越境していると、売買契約時に覚書や特約が必要になる場合があります。

越境は、価格そのものだけでなく、買主様の心理的な不安にも影響します。


3. 確定測量の流れ

確定測量は、単に現地を測るだけでは終わりません。

資料確認、現地確認、隣地立会い、道路管理者との調整、書類化まで含めて進めます。

確定測量〜売却までの流れ
確定測量〜売却までの流れ

STEP1. 登記簿・公図・地積測量図を確認

まずは、土地の登記事項証明書、公図、地積測量図などを確認します。法務局では、登記事項証明書、地図証明書、地積測量図などの図面証明書をオンラインで交付請求できます。

この時点で、過去に測量済みか、図面が古いか、分筆履歴があるかを把握します。

STEP2. 現地で境界標・越境を確認

現地で境界標の有無、塀や樹木の越境、道路との接点、側溝や水路の状況を確認します。

境界標があっても、図面と合っているか、移動した形跡がないかを見ることが大切です。

STEP3. 土地家屋調査士へ相談

確定測量は、土地家屋調査士など境界・表示登記に関わる専門家と連携して進めるのが一般的です。

A-LINEでは、売却査定の段階から「測量が必要そうか」「現況渡しで進められるか」「契約条件に入れるべきか」を整理し、必要に応じて土地家屋調査士と連携します。

STEP4. 隣地所有者・道路管理者との立会い

境界を確認するには、隣地所有者や道路・水路の管理者との立会いが必要になることがあります。

ここで日程調整が長引くことがあるため、売却期限がある場合は早めの判断が重要です。

STEP5. 測量図・境界確認書を整える

関係者の確認が取れたら、測量図や境界確認書などの資料を整えます。

買主様に渡す資料としてだけでなく、契約条件や引渡し条件の整理にも役立ちます。


4. 確定測量は必ず売却前に終わらせるべき?

結論として、必ず売却前に完了させなければならないわけではありません

土地の状態、買主層、売却期限、価格戦略によって、次のように考え方が分かれます。

必要になるケース/先に判断したいケース
必要になるケース/先に判断したいケース

先に確定測量してから売る

買主様に安心して検討してもらいやすくなり、契約条件も明確になりやすい方法です。

特に、住宅用地として売る場合や、分筆予定がある場合、境界不明リスクが大きい土地では有効です。

売買契約で「確定測量後引渡し」とする

売り出しは先に始め、買主様が決まってから、契約条件として確定測量を進める方法です。

この場合は、誰が費用を負担するか、いつまでに完了させるか、面積差が出た場合どうするかを契約書で明確にします。

現況渡しで価格設計する

売却期限が短い、隣地立会いが難航しそう、測量費を先にかけたくない、といった場合は、測量未了のリスクを価格や条件に反映して売る選択肢もあります。

ただし、買主様の不安が大きくなるため、売却価格や成約期間に影響する可能性があります。


5. 費用と期間の目安

確定測量の費用・期間は、土地の広さや形状、隣地の数、道路・水路との境界確認の有無、相続や共有の有無で大きく変わります。

売却期限から逆算するスケジュール
売却期限から逆算するスケジュール

一般的には、民有地同士の境界確認だけで済む場合より、道路や水路など官民境界が関わる場合の方が時間がかかりやすくなります。

また、隣地所有者が遠方、相続未登記、共有者が多い、連絡が取れない、といった事情がある場合は、さらに期間が延びることがあります。

重要なのは、費用だけで判断しないことです。

測量費をかけることで、買主様の安心感が増し、契約条件が整い、結果として売却がスムーズになることもあります。

なお、国税庁は、土地や建物を売るために直接かかった費用として、仲介手数料、測量費、売買契約書の印紙代などを譲渡費用の例に挙げています。測量費が譲渡所得の計算に関わる場合があるため、領収書や契約書は保管しておきましょう。


6. 売却前に確認したい資料

「何も資料がないから相談できない」と思う必要はありません。

ある資料だけで、まずは要否判断ができます。

必要書類チェック
必要書類チェック

最初に確認したいのは、次の資料です。

  • 登記事項証明書、
  • 公図、
  • 地積測量図、
  • 固定資産税納税通知書、
  • 権利証または登記識別情報
  • 過去の測量図、
  • 境界確認書、
  • 建築確認書類、
  • 現地写真

法務局のオンライン交付請求を使えば、登記事項証明書や地積測量図などを取得できる場合があります。A-LINEへご相談いただければ、どの資料を優先すべきか整理します。


7. 確定測量でよくある失敗

確定測量は、やれば必ず安心というものではありません。

進め方を間違えると、費用をかけたのに売却条件が整わないこともあります。

確定測量で失敗しないための注意点7つ
確定測量で失敗しないための注意点7つ

特に注意したいのは、次のようなケースです。

  • 境界標があるだけで安心してしまう
  • 隣地立会いを後回しにする
  • 官民境界の確認を忘れる
  • 越境を見落とす
  • 測量費だけで判断する
  • 契約条件に測量範囲・期限を書かない
  • 分筆予定を後から考える

土地売却では、買主様から「確定測量後に引渡してほしい」と求められることがあります。

その場で慌てないために、売り出し前に要否を判断しておきましょう。


8. A-LINEに相談するとできること

確定測量は、土地家屋調査士の専門領域です。

一方で、売却実務では、測量だけでなく、価格、契約条件、買主層、売却期限まで一体で考える必要があります。

A-LINEでは、さいたま市緑区・東浦和周辺の土地売却について、次のような整理を行います。

  • 確定測量が必要そうかの初期判断、
  • 古い測量図・地積測量図の有無確認
  • 境界標・越境・接道の現地確認
  • 土地家屋調査士との連携
  • 測量費と売却価格のバランス確認
  • 「測量後売却」「測量条件付き契約」「現況渡し」の比較
  • 売却期限から逆算したスケジュール設計

「まだ売るか決めていない」「測量が必要かだけ知りたい」という段階でも大丈夫です。

土地売却は、先に境界と条件を整理するほど、あとから慌てずに済みます。


まとめ

確定測量は、土地売却で必ず必要な手続きではありません。

しかし、境界や面積が曖昧な土地では、買主様の不安を減らし、契約条件を明確にするための重要な準備になります。

特に、さいたま市緑区・東浦和周辺で、古い土地、相続した土地、広い土地、分筆予定の土地、道路や水路に接している土地を売る場合は、売り出し前に一度、測量の要否を確認しておくことをおすすめします。

A-LINEでは、査定・現地確認・土地家屋調査士との連携まで含めて、土地売却を安心して進められるようサポートします。


参考

  • 法務局:筆界特定制度に関するQ&A

https://houmukyoku.moj.go.jp/homu2/static/hikkaiQA1_4.html

  • 法務省:筆界特定制度

https://www.moj.go.jp/MINJI/minji104.html

  • 法務局:登記事項証明書・地図・地積測量図等のオンライン請求

https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/shomeisho_000001.html

  • さいたま市:道路・水路の境界確認

https://www.city.saitama.lg.jp/005/003/011/005/p001967.html

  • 国税庁:譲渡所得の計算のしかた

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3202.htm

  • A-LINE:境界測量が必要なケースと費用・期間

https://www.a-l-i-n-e.jp/sale_column/page_3962.html

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