A-LINE / 不動産売却ガイド
土地を売ろうとして「確定測量が必要です」と言われると、費用も期間も気になるものです。大切なのは、いまある図面で何が確認でき、追加で何を調べる必要があるかです。測量を発注する前に、売却の条件と調査範囲を土地家屋調査士に相談しましょう。
編集:株式会社A-LINE
更新:2026年10月12日
この記事のポイント
- 公図、地積測量図、現地の境界標は、それぞれ確認できる内容が異なります。
- 測量の費用と期間は、隣地の数、資料の有無、道路との確認などで変わります。
- 売買契約では、測量の範囲、費用負担、期限、完了しない場合の扱いを決めます。
A-LINE / 土地売却のご相談
測量を発注する前に、売却の条件を整理しませんか
図面が見つからない、境界標の場所が分からない、売却時期を迷っている。さいたま市緑区・東浦和の土地について、分かっていることと確認が必要なことを整理し、次の相談に備えましょう。
図面の有無や、気になっていることから相談
所在地などの物件情報を入力する査定フォームへ
一般相談は「お問合せ内容」で「その他」を選び、「お問合せ詳細」に「土地の境界・測量と売却の相談」とご記入ください。
1.「測った面積」と「境界の確認」を区別する
実務で確定測量と呼ばれる業務は、既存資料の調査と現地測量を行い、隣接地の所有者等との境界確認などを進め、図面を整えるものです。どこまでの作業や成果物を含むかは、見積書と依頼内容で確認してください。
| 資料・作業 | 確認するときの注意 |
|---|---|
| 公図などの地図資料 | 土地の位置や隣接関係を把握する手掛かり。現地との精度や整合を確認する |
| 地積測量図 | 登記に使われた測量資料。作成時期、座標、境界の情報を読む |
| 現況測量 | 現在の地形・工作物等を測る。隣地との境界確認を含むとは限らない |
| 確定測量の成果物 | 境界確認書、測量図など。道路側を含む確認範囲と内容を確かめる |
古い図面があるから追加調査は不要とも、古いから使えないとも、一律には決まりません。測量の専門家に原資料を見てもらうことが先です。
2.塀やフェンスが、そのまま境界とは限りません
塀の中心、外側、内側のどこが境界なのかは、見た目だけでは判断できません。境界標が見つからない、図面と塀の位置が違う、建物の軒や雨どいが越えている、といった状況は早めに共有します。自分の判断で境界標を動かしたり、塀を撤去したりしないようにしましょう。
法務局は、登記上の土地を区画する「筆界」と、所有権の範囲を示す線を区別しています。両者が一致しない場合もあるため、隣人同士で場所を決めればすべて解決するとは限りません。
筆界が明らかでないときには筆界特定制度がありますが、所有権の範囲や越境物の撤去まで一括して解決する制度ではありません。紛争の内容に応じ、土地家屋調査士や弁護士へ相談します。
3.相談から図面の受領までを見通す
- 手元の測量図、境界確認書、購入時の契約書を集める。
- 土地家屋調査士に現地と資料を確認してもらい、必要業務の見積もりを取る。
- 隣地所有者や道路管理者等との確認が必要な範囲、連絡方法を整理する。
- 測量・立会い・境界確認を進め、未確認事項があれば売却条件へ反映する。
- 成果物を受領し、必要な登記や売買契約上の約束が満たされるか確認する。
隣地の所有者が遠方に住んでいる、相続が発生している、道路や水路に接しているなどの事情で日程は変わります。「契約した後、引渡しまでに何とかする」とせず、売り出す段階から着手の必要性を検討してください。
測量を発注する前の相談準備
すべてを調べ終えてから相談する必要はありません。まずは次の4項目を、分かる範囲でメモにしましょう。
01
手元にどんな資料があるか
測量図・境界確認書・購入時の契約書など、見つかった資料の名前をメモします。資料がない、何の図面か分からない場合は、そのまま相談できます。
02
境界で気になる場所はどこか
境界標、塀、フェンス、軒や雨どいなど、気になる場所と状況を整理します。隣地との過去のやり取りがあれば、分かる範囲で添えてください。
03
売却の予定や期限はあるか
売り出し・契約・引渡しの希望を分けて考えます。住み替えなどの期限があれば伝え、まだ決まっていない場合は「未定」で構いません。
04
誰に何を確認するか
A-LINEは売却条件や進め方を整理します。測量や筆界の専門的な確認は土地家屋調査士等に相談し、誰が・何を・いつ確認するかを分けておきましょう。
4.見積書では金額以外も確認する
費用は面積だけで決まりません。境界点や隣接地の数、現地の高低差、資料の不足、道路との確認、作成する書類、登記の有無などが関係します。
見積もりを比べる際は、官民境界の確認を含むか、境界標の設置費はどうか、登記申請は別料金か、追加調査となる条件は何かを質問します。安い総額だけを選ぶと、必要な業務が含まれていない可能性があります。
境界確認に合意が得られなかった場合の作業費や、業務を途中で止める場合の精算も、依頼時に聞いておくと安心です。予定した期間内に完了する保証はないため、売却日程には確認の余地を持たせます。
5.売買契約の約束と測量の進み具合を合わせる
土地売却のすべてで同じ測量が法的に義務付けられるわけではありません。ただし、契約で確定測量図の交付や境界の明示を約束すれば、その内容に沿って準備する必要があります。
実測で面積が増減した場合に代金を精算するか、費用を誰が負担するか、確認未了のときに引渡しを延期するかなどを曖昧にしないことが重要です。完成した図面の名称だけでなく、確認できた範囲と残る事項を双方で理解します。
手元に図面がなくても、状況から相談できます
境界の写真、隣地との過去のやり取り、気になっている越境、売却希望時期をメモにしてください。さいたま市緑区・東浦和の土地について、A-LINEでは売却の条件を整理し、必要な測量の相談につなげます。
「お問合せ詳細」に書く文例
土地の境界・測量と売却の相談です。所在地はさいたま市緑区〇〇町、土地/古家付き土地です。図面は手元にある/ない/不明です。売却希望は〇年〇月頃/未定です。気になる点は〇〇です。
一般相談の記入例です。所在地は町名程度で構いません。フォームの必須項目は、画面の案内に沿ってご入力ください。
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図面と現地の状況から、次の確認を整理しましょう
いまある資料、気になる場所、売却の希望をお聞かせください。A-LINEと売却条件を整理し、測量などの専門確認につなげる準備を進めましょう。
図面の有無や、気になっていることから相談
所在地などの物件情報を入力する査定フォームへ
一般相談は「お問合せ内容」で「その他」を選び、「お問合せ詳細」に「土地の境界・測量と売却の相談」とご記入ください。

















