地面師にご注意を!不動産詐欺から身を守るために知っておくべきこと| | 【仲介手数料無料】さいたま市緑区・東浦和の不動産情報ならA-LINE(エーライン)
地面師にご注意を!不動産詐欺から身を守るために知っておくべきこと
こんにちは、さいたま市緑区東浦和の不動産会社A-LINE(エーライン)です!
不動産売買に関する詐欺事件の中で、特に悪質かつ被害額が大きいのが「地面師(じめんし)」と呼ばれる詐欺グループによる手口です。
彼らは、存在しない権利者を装って土地や建物を売却する詐欺行為を行い、多額の被害をもたらしています。
この記事では、**地面師とは何か?どんな手口があるのか?どうやって防げるのか?**を、分かりやすく解説し、読者の皆さまが安心して不動産取引を進めるための知識をお届けします。
■ 地面師とは?
「地面師」とは、他人の土地や建物になりすまして、第三者に不正に売却し、売買代金を騙し取る詐欺師集団のことです。
彼らは、
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偽造の免許証や住民票
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偽の印鑑証明書
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偽の権利証(登記識別情報)
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架空の売主を演じる役者
などを用いて、実在する土地や建物の所有者になりすます巧妙な手口で、買主や不動産会社を欺きます。
■ 実際に起きた地面師事件の例
例えば、東京都内の一等地の土地が、地面師グループにより偽造書類と役者を使って売却され、十数億円の被害が発生した事件が報道されたこともあります。
このような事件では、買主だけでなく、仲介した不動産会社、司法書士、金融機関までもが巻き込まれ、不動産業界全体の信頼を揺るがす事態となりました。
■ 地面師の主な手口
地面師の詐欺行為には、以下のような特徴があります。
① 所有者になりすます
他人の土地の所有者になりすますため、偽造の運転免許証、住民票、印鑑証明書を用意。司法書士や金融機関をも欺くほど精巧です。
② 不在地主を狙う
空き地や相続放置された土地など、実際の所有者と連絡が取れないような物件をターゲットにします。
③ 話を急がせる
「今すぐ売却したい」「税金対策のため早く処理したい」といった理由で、契約や決済を急がせ、冷静な判断を奪うことがあります。
④ 仲介業者を巻き込む
一般の不動産会社を装って接触し、誠実な業者を悪用して「信頼できる取引」に見せかけます。
■ 地面師の被害に遭わないためのチェックポイント
1. 本人確認の徹底
売主の本人確認では、顔写真付き身分証の原本確認と、住民票や印鑑証明の発行日が新しいものかどうかをチェックします。
2. 法務局での登記情報照会
登記簿謄本だけでなく、登記識別情報の有無や共有者の存在、差押・仮登記の有無もチェックしましょう。
3. 所有者と長く連絡が取れていない土地に注意
特に遠方に住む相続人の土地や放置されている空き地など、所在不明の所有者がいる物件は要注意です。
4. 司法書士や専門家と連携する
決済前には必ず、司法書士に本人確認を依頼し、本人が真の権利者かどうかを第三者の目で確認してもらいましょう。
5. 契約や決済を急がせる相手に警戒
「今日中に契約したい」「内密で進めたい」といった提案をする相手は疑ってかかる必要があります。
■ A-LINEの地面師対策と安心サポート体制
A-LINEでは、地面師などの不正リスクからお客様を守るために、以下の取り組みを実施しております。
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売主・買主の身元確認を二重チェック(身分証+公的証明)
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契約前に法務局登記情報・登記識別情報を確認
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提携司法書士との連携による本人確認手続き
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疑わしい取引は即時中止、顧問弁護士に相談
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社内研修による社員の詐欺対策意識の徹底
不動産取引において「安心・安全」は何よりも大切な価値です。当社では、お客様が一生に一度の売買を安心して行えるよう、不正の芽は早期に摘むことを最優先に考えています。
■ まとめ:地面師に騙されないために「知識」と「信頼」が必要です
地面師は、法律知識や業界慣習を逆手にとった悪質な詐欺を仕掛けてきます。被害に遭わないためには、一人で判断せず、必ず専門家と連携することが大切です。
また、取引の相手が「誠実であるか」「不自然な点はないか」といった感覚も非常に重要です。不動産会社選びこそ、最大の防御策です。
不動産に関するご相談は東浦和駅徒歩1分、年中無休のA-LINEまでご相談ください。
ページ作成日 2025-05-23
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