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103万円の壁って何?超えるとどうなる?|はじめてでも“本当に理解できる”やさしい解説
2025-11-03

103万円の壁って何?超えるとどうなる?|はじめてでも“本当に理解できる”やさしい解説

こんにちは、さいたま市緑区東浦和の不動産会社A-LINE(エーライン)です!

パート・アルバイトで働く方、そしてそのご家族にとって、
必ず耳にするのが 「103万円の壁」 という言葉。

なんとなく
「超えたら損するんでしょ?」
「税金がかかるから働きすぎちゃいけないんだよね?」
とイメージしている方が多いですが、

実はこの“壁”の意味を正しく理解している人は意外と少ないのです。

今回は、
「そもそも103万円とは何の壁?」
「超えると具体的にどうなる?」
「損しない働き方は?」

を、初めてでもわかるように丁寧に解説します。


1. 「103万円の壁」とは?

ズバリいうと、
所得税がかかるかどうかの境目 のことです。

会社員やパートの方の給与には、
誰でも自動的に 「給与所得控除」55万円
「基礎控除」48万円 が適用されます。

この2つを合計すると
103万円(55万+48万)

つまり、

年収が103万円以下なら所得税はゼロ

103万円を1円でも超えると所得税が発生

これが「103万円の壁」です。


2. 103万円を超えると何が変わる?

【変化①】所得税がかかる

103万円を超えた瞬間、
超えた部分に対して5%の所得税がかかります。

例)年収104万円の場合
課税対象は 104万-103万=1万円
所得税:1万円 × 5%= 500円

→ 超えても“いきなり大きく損する”わけではない!
とても小さな負担で済みます。


【変化②】住民税は“100万円超え”で発生

実は、住民税の壁は103万円ではなく100万円です。
(非課税限度額は市区町村により数千円の差あり)

> 年収100万円を超えたら翌年度から住民税がかかる

住民税の負担イメージ
→ 年間 1~3万円程度


実は「働いたのに手取りが減る」という現象は起きない

よくある誤解はコレです。

「103万円超えたら税金が引かれるから、
働いた分が全部消えるんでしょ?」

答えは NO

所得税・住民税の負担額は働いた金額の一部だけ。
働いた分より税金が多く取られることは絶対にありません。


3. 夫(妻)の扶養はどうなる?【ここが本質】

一般に言う「扶養から外れる」は、
税金ではなく “配偶者控除の対象から外れる” という意味です。

配偶者控除には2つのラインがあります。

何が変わる?
103万円の壁 配偶者控除の満額が適用される上限
150万円の壁 配偶者特別控除の満額が受けられる上限

つまり、
103万円を超えても扶養はすぐ外れない
150万円までは、夫(or妻)に大きな影響はほとんどありません。


4. 「社会保険の扶養」とは別物

103万円は税金の話。
社会保険の扶養には “別の壁” があります。

社会保険の主なライン

  • 130万円の壁(全国共通)

  • 106万円の壁(大企業で働く人が対象)

これを超えると

  • 自分で健康保険料を払う

  • 自分で年金保険料も払う

という負担が発生します。

※社会保険料は月1.5〜2万円ほどが一般的


5. 結局「どこまで働くのが一番得?」

▼ なるべく控除を維持したい
100万円以内
(所得税も住民税もゼロ)

▼ 多少税金があってもOK、収入を増やしたい
103万円以内

▼ 夫(妻)の配偶者控除を守りたい
150万円以内

▼ 社会保険の扶養を維持したい
106万円 or 130万円以内

▼ フルで働いて収入優先
→ 壁を気にせず働くのも選択肢の1つ


6. よくある誤解まとめ

誤解 正しい理解
103万円を超えると“損する” → 超えても税金は数百円〜。損にはならない
扶養から外れるのは103万円 → 税扶養は150万円まで控除あり
社会保険も103万円で外れる → 完全に別問題(106万円・130万円が目安)

7. A-LINEが不動産会社としてこの話を発信する理由

実は、
年収の壁をどう超えるか

  • 賃貸選び

  • 住宅ローン

  • 将来の家計

  • ライフプラン
    に大きく関わるからです。

  • 130万円の壁を超えた方が手取りが増えるケース

  • 年収調整よりも働いた方が家計が安定するケース

  • 扶養に入るよりも社会保険加入のほうが将来の年金が増えるケース

といった“本当の損得”を知らずに選択してしまう人が少なくありません。

A-LINEでは、不動産購入だけでなく
家計・働き方・税金・ローンまで含めて相談できます。

「どこまで働くと手取りが得?」
「住宅ローンを考えると収入をどう調整すべき?」
こんな相談も大歓迎です。


まとめ|103万円の壁は「怖い壁」ではなく“ただの基準”

103万円の壁とは、
所得税が発生するラインのこと。

しかし実際には、

  • 税金はごく少額

  • 扶養控除は150万円まで維持

  • 社会保険は別の基準
    であり、

「超えたら損する」というイメージは誤解です。

働き方を選ぶうえで大切なのは、
“家計全体で見たときの最適解” を知ること。

迷ったら、お気軽にご相談ください。
あなたのライフプランに寄り添って一緒に考えます。


不動産に関するご相談は東浦和駅徒歩1分、
年中無休のA-LINEまでお気軽にお問合せください。

特設サイト:https://www.a-l-i-n-e.jp/commission/
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