料理人としてのプライドと経営とのバランス| | 【仲介手数料無料】さいたま市緑区・東浦和の不動産情報ならA-LINE(エーライン)
料理人としてのプライドと経営とのバランス
こんにちは、さいたま市緑区東浦和の不動産会社A-LINE(エーライン)です!
先日、料理人であり、飲食店のオーナーでもある友人とじっくり話す機会がありました。
テーマは「料理人としてのプライド」と「経営者としての現実」の間で、どうバランスを取るか。
「自分が本当においしいと思う料理を出したい」
「でも、原価や人件費を考えると、理想だけでは店が続かない」
そんな葛藤を抱える彼の話を聞きながら、
「これはそのまま不動産会社にも当てはまる話だ」と強く感じました。
今日は、その打合せから私自身が学んだことを整理しつつ、
それをA-LINEという不動産会社の在り方に、どう活かしているのかをお伝えします。
1.料理人としてのプライドとは何か
友人の料理人は、こう言いました。
「冷凍の安い食材を使えば、原価は下がる。
でも、自分が本当においしいと思えないものを、お客様に出したくないんです。」
・素材へのこだわり
・手間ひまを惜しまない仕込み
・自分の名前を出して提供できるクオリティ
これらは、料理人としての“誇り”そのものです。
しかし同時に、
「原価率が上がれば、店は苦しくなる」
「スタッフに給料も払わなければいけない」
という経営者としての現実も突きつけられます。
彼が悩んでいたのは、
「どこまで理想を守り、どこから現実と折り合いをつけるか」でした。
2.不動産会社で言えば「こだわりの料理」は何か
この話を聞きながら、私は自然とこう置き換えて考えていました。
料理人にとっての「こだわりの一皿」は、
不動産会社にとっては
・本当にそのお客様の人生に合った提案
・メリットだけでなく、リスクも含めた丁寧な説明
・「自分の家族だったらこう勧める」という基準
なのだと。
一方で、不動産会社にも“原価率”に相当するものがあります。
・会社としての売上や利益
・毎月の固定費、人件費
・広告費やポータルサイト掲載料
これらをまったく気にせず理想だけを追いかければ、
会社は立ち行かなくなります。
では、どこで線を引くのか。
ここが、料理人の悩みとまったく同じポイントです。
3.打合せで出た答え:「誰のための店か」を決める
友人と話し合う中で、一つの答えが見えてきました。
それは、
「誰のための店(会社)なのかを、最初に決める」
ということです。
・売上のために、とにかく回転率を上げたい店なのか
・一人ひとりのお客様に、きちんと向き合いたい店なのか
方向性が違えば、
メニューの作り方も、スタッフ教育も、価格設定も変わります。
これを不動産会社に置き換えるなら、
・ノルマの達成を最優先にする会社なのか
・お客様の将来の安心を最優先にする会社なのか
どちらを“軸”にするかで、提案の姿勢はまったく変わります。
A-LINEは、迷わず後者を選びました。
そのぶん、短期的な売上チャンスを逃す場面もあります。
それでも、「誰のために存在する会社なのか」という軸をぶらさないことが、
長い目で見たときに、必ずお客様の利益につながると信じています。
4.「経営者の観点」をどう折り込むか
理想だけでは続かない。
これは現実です。
打合せの中で、料理人の友人がこう言いました。
「自分の料理を守るためにも、経営数字をしっかり見ないといけない。
“いいものを出していれば誰かが分かってくれる”では、店を守れない。」
この言葉は、そのまま私自身へのメッセージでもありました。
不動産会社として、
・無駄な広告費をかけすぎない
・効率よく業務を回し、時間の余裕をつくる
・利益をしっかり出し、それをサービス改善やスタッフ教育に再投資する
こうした「経営の視点」があるからこそ、
・ノルマに追われて“無理な営業”をしなくて済む
・お客様一人ひとりにかける時間を確保できる
というプラスの循環が生まれます。
経営数字は、理想を諦めさせるためのものではなく、
「プライドを守り続けるための土台」 だと捉えるようになりました。
5.料理人の視点をA-LINEの現場にどう活かすか
この打合せで得た気づきは、そのままA-LINEの現場の行動指針になっています。
例えば──
・「売れるから勧める物件」ではなく、「自分の家族に勧められる物件」だけを本気で提案する
・お客様にとって“余計な一品(不要なオプションや過剰なリフォーム)”は出さない
・時間がかかっても、資料や数字を丁寧に“下ごしらえ”してからご説明する
料理と同じで、
見た目だけを整えた「映える提案」は、短期的には喜ばれるかもしれません。
しかし本当に喜んでいただけるのは、
・食べ終わった後、
・家に帰ってから、
・数日、数年経ってから、
「やっぱりあの店で(あの会社で)頼んでよかった」と思えるかどうかです。
不動産も同じで、
鍵をお渡しした“その日”よりも、
5年後、10年後の実感こそが、本当の評価だと思っています。
6.「プライド×経営」のバランスに共感してくださる方へ
料理人の友人との打合せは、
私にとって改めて自分の軸を確認する時間になりました。
・プロとしてのプライドを捨てないこと
・経営者として数字から目をそらさないこと
・その両方を、お客様のためにどうつなげるか考え続けること
A-LINEは、不動産のプロとして、
「早く・たくさん売ること」よりも、
「この人の人生に本当に合う選択肢は何か」
を一緒に考える会社でありたいと思っています。
今すぐ売るかどうか決めていなくても構いません。
「売るべきか、貸すべきか、持ち続けるべきか」
「無理のない買い方・住み替え方は何か」
そんな迷いを、料理人が一皿一皿向き合うように、
丁寧に一緒に整理していきます。
不動産に関するご相談は東浦和駅徒歩1分、年中無休のA-LINEまでお気軽にお問合せください
特設サイト:https://www.a-l-i-n-e.jp/commission/
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ページ作成日 2025-12-22
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