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賃貸の退去立会チェックリスト|準備・原状回復費用・敷金精算の確認
2024-12-23

賃貸の退去立会チェックリスト|準備・原状回復費用・敷金精算の確認

更新日:2026年9月23日

まず押さえたいこと

退去時は、部屋の状態を確認することと、修繕費用の負担に合意することを分けて考えましょう。契約書と入居時の記録を用意し、当日の写真・確認書・精算明細を残すと、貸主と借主が事実に基づいて話し合いやすくなります。

退去の連絡は、契約書で方法と期限を確認する

引越し日が決まったら、賃貸借契約書の解約予告期間、連絡方法、通知先を確認します。通知期間は契約ごとに異なるため、「1か月前なら必ず間に合う」と決めつけないでください。連絡した日と受け付けられた内容を記録します。

立会いの有無や進め方も管理会社・貸主へ確認します。立会いを行う場合は、荷物を搬出する日、部屋を引き渡す日、鍵を返す日時を調整してください。退去通知をしただけで、その日に契約や賃料の支払いが終わるとは限りません。

電気・水道の停止は設備確認に関係する場合があるため、当日の確認方法と合わせて相談します。

立会い前にそろえる物と、清掃の考え方

  • 契約書、重要事項説明書、更新時の書類、退去案内。
  • 入居時の写真・確認表、入居中の修理依頼や故障の連絡履歴。
  • 返却する鍵・カードキー・リモコン・備え付け品の一覧。
  • 転居先の連絡先、敷金返還先として指定された口座情報。

自分の荷物とごみを搬出し、日常的な清掃をしてから状態を確認します。備え付けの設備と自分で設置した物は区別し、残す物は事前に合意してください。

清掃したから契約上のクリーニング費用が必ず免除される、ということではありません。特約の内容も確認します。傷を隠す塗装や、承諾のない設備交換・修理を進めず、気になる点は先に貸主側へ相談しましょう。

当日は、場所・状態・双方の説明を残す

できる限り担当者と一緒に室内を確認し、部屋全体と指摘箇所の近接写真を撮ります。写真は撮影日と部屋が分かる形で保存し、入居時の資料と照合してください。

指摘を受けた場合は、「どこに、どのような状態があり、入居前からあったか、原因について何が分かっているか」を確認します。自分の認識と違うときは、その場で伝え、相違点も記録してもらいましょう。

傷があると確認したことが、直ちに修繕費全額の負担への同意を意味するとは限りません。確認書へ署名する前に、部屋の状態だけの確認か、負担範囲・金額の合意まで含むのかを読みます。不明点は説明を求め、書面の控えを受け取ってください。

原状回復は、借りた当時の新品状態に戻すことではない

国土交通省のガイドラインでは、通常の使い方で生じる損耗や年月による変化と、借主の故意・過失などによる損傷を区別しています。通常損耗・経年変化の修繕費は、原則として借主が別途負担するものではありません。

一方、借主の責任による損傷でも、補修の範囲や設備等の経過年数を考慮して負担を検討します。小さな傷があれば自動的に部屋全体の新品交換費用を負担する、という考え方ではありません。

ガイドラインは一般的な基準で、個別には契約と特約、損傷の事情を確認します。特約は書いてあれば必ず有効というわけでも、すべて無効というわけでもありません。内容や説明、合意の経緯に疑問がある場合は専門窓口へ相談してください。

精算明細は、総額だけでなく計算の根拠を確認する

確認する項目 質問の例
修繕箇所・原因 どの写真や記録に対応する請求ですか
工事の範囲 補修面積や交換する数量は、どのように決まりましたか
単価・工事内容 材料費、施工費などの内訳はどうなっていますか
負担割合 通常損耗や経過年数、借主負担とする理由は反映されていますか
契約・特約 クリーニング等の請求は、どの条項に基づきますか
敷金との差引き 預けた敷金、未払賃料等、返還額または追加請求額は一致していますか

立会い当日に最終金額が出ない場合は、明細が届く予定日と連絡先を確認します。差し引きの説明がない場合も、内訳と根拠の提示を求めてください。返還や支払いの時期は書面で確認し、精算が終わるまで記録を保管します。

納得できないときは、確認点を絞って相談する

まず、疑問のある項目を明細ごとに整理し、契約書や写真を添えて貸主・管理会社へ説明を求めます。「高いから払わない」だけでやり取りを止めず、原因・工事範囲・負担割合のどこに疑問があるかを伝えると話を進めやすくなります。

話し合いで整理できない、説明が得られない場合は、消費者ホットライン188から消費生活センター等へ相談できます。署名済みの場合も、書面を持参して、その内容と経緯を相談してください。

A-LINEの管理物件にお住まいの方は、契約書等に記載された窓口へ、退去予定日とご不明点をご連絡ください。オーナー様からの退去対応・賃貸管理のご相談も賃貸管理のご案内で承ります。双方が費用の根拠を確認できる説明を大切にしています。

参考資料・関連ガイド

資料確認:2026年9月23日。原状回復費用は、契約内容と個別の状況を踏まえて確認してください。

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