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新築と中古どっちが得?|5年・10年保有での総額比較で見る本当の選び方
2025-10-18

新築と中古どっちが得?|5年・10年保有での総額比較で見る本当の選び方

こんにちは、さいたま市緑区東浦和の不動産会社A-LINE(エーライン)です!

「新築と中古、どっちを買う方が得なんですか?」
これは、住宅購入を検討される多くの方からいただくご質問です。

新築には「最新設備ときれいな環境」という魅力があり、中古には「価格の安さと立地の良さ」という強みがあります。
しかし、購入価格だけでなく、5年・10年と住み続けた後の「総支出」を比較すると、その差は意外な形で現れます。

今回は、実際のデータと地域相場をもとに、「新築vs中古」5年・10年保有での総額比較をわかりやすく解説します。


1. 前提条件|同条件の新築・中古で比較してみる

まずは、さいたま市緑区・浦和エリアを想定したモデルケースを設定します。

項目 新築マンション 中古マンション(築10年)
物件価格 5,000万円 3,800万円
住宅ローン 35年・金利0.5%(変動) 同条件
管理費・修繕積立金 月2万円 月2.5万円(将来上昇を考慮)
固定資産税 年15万円 年10万円
売却時価格(5年後) 4,200万円(▲800万) 3,400万円(▲400万)
売却時価格(10年後) 3,400万円(▲1,600万) 3,000万円(▲800万)

この条件で、5年間・10年間保有した場合の総支出額(購入費−売却益+維持費)を試算していきます。


2. 5年保有での比較

内訳 新築 中古
購入価格 5,000万円 3,800万円
売却価格 4,200万円 3,400万円
差額(損失) ▲800万円 ▲400万円
管理・修繕・固定資産税 約150万円 約165万円
合計支出 約950万円 約565万円

5年間では、中古が約385万円お得。

新築は購入直後に「新築プレミアム」が剥がれるため、最初の5年間で大きく価値が下がる傾向があります。
そのため、短期間での住み替えを考える方には、中古のほうが圧倒的に有利です。


3. 10年保有での比較

内訳 新築 中古
購入価格 5,000万円 3,800万円
売却価格 3,400万円 3,000万円
差額(損失) ▲1,600万円 ▲800万円
管理・修繕・固定資産税 約300万円 約350万円
合計支出 約1,900万円 約1,150万円

10年間保有しても、中古が約750万円お得。

中古住宅は購入時点で値下がりが進んでおり、下落幅が緩やかなのが特徴。
反対に新築は、購入から10年で資産価値が3割前後下がることも珍しくありません。


4. 「新築が得」になるケースもある

ただし、すべてのケースで中古が得というわけではありません。
以下のような条件に当てはまる方は、新築の方が結果的に得になる場合もあります。

(1)20年以上住み続ける予定がある

長期的に住む場合、リフォーム費用・住宅設備交換の負担が減るため、新築の維持コストが抑えられます。

(2)省エネ性能・耐震性能を重視する

新築は最新基準に適合しており、光熱費や修繕リスクが低い。
ZEH対応住宅や高断熱構造の物件では、ランニングコストの差が年間10万円以上になることもあります。

(3)住宅ローン控除の適用が有利

2025年現在、新築住宅は最大13年間の住宅ローン控除が適用されるのに対し、
中古住宅は最大10年間(適用条件あり)
所得税・住民税控除額を考慮すると、新築の税制優遇が有利なケースもあります。


5. 「中古が得」になるケース

(1)好立地を優先したい

浦和や東浦和駅周辺では、新築よりも中古のほうが駅近・文教エリアで選択肢が広い
立地の良さは将来の売却時にもプラス要因になります。

(2)5〜10年以内に住み替えを予定している

転勤・家族構成の変化などで住み替えを想定しているなら、中古の方が短期での資産損失が少ないです。

(3)リフォームで自分好みに仕上げたい

中古物件を購入し、リノベーションを組み合わせることで、
新築同様の内装を低コストで実現可能。
A-LINEでは「リフォーム一体型ローン」による資金計画もご提案しています。


6. 心理的な視点|“安心感”と“納得感”の違い

人は「新しい=安心」「中古=不安」と感じやすい傾向があります。
これは、不確実性に対する心理的防衛反応によるものです。

しかし、実際には中古でも、

  • 瑕疵保険付き住宅

  • インスペクション(建物診断)済み物件

  • アフター保証付きリフォーム

などを活用すれば、新築と同等の安心を得ることができます。

つまり、選ぶべきは「新築」か「中古」ではなく、
“自分が納得できる安心感を得られる条件”なのです。


7. まとめ|5年・10年で見れば「中古」、20年なら「新築」も視野に

不動産は“買った時の価格”よりも、“持ち続けた時の総支出”で判断するのがポイントです。

保有期間 新築が有利 中古が有利
〜5年
〜10年
20年以上
  • 短期なら「中古×リフォーム」で柔軟に対応

  • 長期なら「新築×省エネ住宅」で安心を確保

A-LINEでは、「新築 or 中古」だけでなく、
ライフプラン・資金計画・税制優遇を総合的に比較し、“本当に得する選択”をサポートしています。

購入を検討されている方は、ぜひ一度「5年後・10年後の出口」まで見据えたご相談をお聞かせください。
“住まいの一生”を安心して任せられる不動産選びを、私たちが全力でお手伝いします。


不動産に関するご相談は東浦和駅徒歩1分、年中無休のA-LINEまでお気軽にお問合せください。

特設サイト:https://www.a-l-i-n-e.jp/commission/
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